猫セミナー [グッズ]
昨夜、サイエンスダイエットでお馴染み、
ヒルズさん主催の猫セミナーに行ってきました。
なかなか興味深い内容だったので、
みなさまにもいくつか紹介させて頂きます。
※写真は昨夜、家に帰ってきてから撮影したものです。
セミナーの内容と関係ありませんが、写真は写真としてお楽しみください。
ひとつめのテーマ「猫の栄養学について」
①猫にタウリン
猫の食事にタウリンは必須だそうです。
それは犬や人間は体内でその前段階の物質から合成できるけど、
猫は合成することが出来ないからだそうです。
もともと猫はねずみを捕獲・食べており、ねずみにはタウリンが豊富に含まれているので、
タウリンを体内で生成する必要がなかったからだそうです。
人間用の栄養ドリンクでは「タウリン1000㎎配合」とか言っていますが、
猫にとっても重要な栄養素なんですね。
②活性酸素のダメージから細胞を守る抗酸化成分
これも人間の健康の話題で出てきますね。
活性酸素を分解するにはベータカロチンとビタミンE&Cが活躍するそうです。
この3つの中ではビタミンEが中心的な役割を果たすそうですが、
サイエンスダイエットプロのビタミンE含有量は、R社さんよりも多いそうです。
これ聞いて、「ああ、ヒルズさんはR社をライバル視しているんだ」って分かりました。
ちなみに我が家は圭太とノエルが小さい頃から両方を使ってます。
これからもお互いの会社が切磋琢磨して、よりよい製品を作ってくれればいいな。
③猫にもDHA??
サイエンスダイエットプロ-キトンが新しくなり、強化された成分のひとつにDHAが
あるそうです。DHAは健康的な脳と優れた学習能力をサポートするそうです。
しかし..わんこならともかく、にゃんこが変に知恵をつけると、それは飼い主を困らせる
方向に使うことが多いと思うんです。
飼い主の目をかいくぐってイタズラをするとか、食べ物をかすめ盗るとか、
記憶力がいいと飼い主の失敗や不利になることをいつまでも覚えているとか...
にゃんこにはあまり知恵をつけさずに、ある意味、おまぬけでもいいかも知れませんよ、
ヒルズさん。。
ふたつめのテーマ「猫の血液型について」
①猫の血液型の種類
A型、B型、AB型の3種類がありますが、人間とはべつものです。
子猫は父猫と母猫から1つずつ遺伝子を受け取りますが、Aの遺伝子が
優性だそうです。
たとえば、父猫からA遺伝子、母猫からB遺伝子を受け継ぐと、A-Bと
なりますが、A-BはA型となります。
人間のAB型はA遺伝子とB遺伝子を1つずつ受け取るのですが、猫は違うんですね
では猫のAB型はというと、AB遺伝子というものがあり、これを持っていることが前提。
AB遺伝子の順位は...A>AB>Bとなります。
なので、A-ABを持っている猫はA型、AB-Bを持っている猫はAB型となります。
というとB型の猫が出来る条件は、B-Bのみということが分かります。
なので、猫のB型というのはかなりレアなケースなんです。
②新生児溶血は怖い..
血液は抗体というものがあります。
人間でもA型の人にB型の血を輸血しちゃダメというのと感覚は一緒です。
猫の場合、B型猫はA型に対して強い抗体があります。
A型猫もB型に対して抗体を持っていますが、それは弱いそうです。
AB型猫はA型、B型、いずれの抗体も持っていないそうです。
なので、A型猫にB型を輸血しても、あまりオススメではないのですが、
死ぬことはありません。AB型猫も大丈夫。
でもB型猫にA型の血を輸血するのは厳禁です。
みなさまのお宅のにゃんこって血液型を調べたこと、ありますか?
私は、そんなこと、今までまったく意識していませんでした。。
さて、昨日のセミナーで紹介してくださったのは、
母猫が子猫を産んだ時の問題です。
初乳には抗体が多く含まれているそうです。
B型の母猫の初乳にはA型物質に対する強力な抗体が含まれています。
なのでB型の母猫の初乳をA型の子猫が飲むと、溶血反応が始まり、
突然死..もっても1週間以内に衰弱死してしまうそうです。
これが新生児溶血です。
B型の母猫からA型の子猫が産まれる確率って高いんです。
父猫がB型ならA型の子猫は産まれませんが、A型の父猫、
それがA-A型なら100%A型、A-Bでも50%A型が産まれます。
3~4匹産まれたら少なくても1匹のA型の子猫がいる確率はかなり高いですね。
従って、B型の♀のにゃんこさんを出産させるのは、かなり気をつける必要があります。
B型の♂をみつけるか、初乳の飲ませず最初の24Hは人間がミルクを飲ませるか..
これは難しいそうです。24Hの間、2時間おきに飲ませるってほぼ徹夜に近いし、
子猫が飲むかどうかも微妙とのこと。
おおお、ノエルがもしB型だったら、やばかった。。
さて猫の血液型の割合は猫種によってかなり差があるそうです。
アメショーはというと、B型の割合が...
なんと..0% とのこと。
偶然の幸運ですが、アメショーは気にすることはないのです。
アメショーがお家にいるみなさま、ご安心ください。
ほかにロシアンなども0%だそうです。
逆にB型が多いのは、ブリショーで50%くらいだそうです。
でもここまで多いと、B型同士の相手探しもそんなに困難ではないですね。
難しいのは微妙にB型が存在する猫種です。
アビ、ペルシャ、スコなどは10~25%くらいの割合なので、
数は多くないけど、レアというには多すぎるくらいに存在します。
これらの猫種のブリードは注意が必要みたいです。
ちょっと怖いお話でしたが、とっても興味深く話を聞くことが出来ました。
あっ、そういえば人間でも血液型で性格が違うっていうのは信じる・信じないの
レベルですが、猫も科学的に性格への影響は立証されてないそうです。
A型猫とB型猫は相性が悪いとか、AB型猫はどれとも相性がいいとか...
科学者のみなさまは、そんなの調べてみる気にはならないのでしょうね。
以上、2つのテーマの講演がありましたが、しっかりお土産も頂いてきました。
ヒルズさん主催なので、サイエンスダイエットプロを私とかみさんで1つずつ。
今、まさに使っているフードですが、1㎏×2袋をもらって、結構、嬉しい。。
そして「猫の教科書」という本。
定価3800円とちょっと高いですが、色んなことが書いてあり、にゃんこと暮らす上で、
とっても参考になりました。
猫関係のセミナーに出席したのは初めてでしたが、とても勉強になりました。
ヒルズさん、サンフラワーCCさん、どうもありがとうございました。
セミナーが終わったあと、夕食を食べたら、思ったより帰りが遅くなってしまいました。
帰ると大人も子供も「腹減った~」コールが激しくて。。
着替えも後回しにして、まずはにゃんこのご飯を用意。
今までの写真もご飯を食べて満足した後に撮ったものです。
圭太くんは運動よりもひと休み。。
黒目がデカい。
**************************************
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
これからもみなさまがくすっと笑えたり、癒されるような記事をアップしていきますので、
また遊びにきてくださいませ。
☆ランキングに参加しています。
よろしければ、下の「アメショー」をポチっと応援、お願い致します。
「にほんブログ村 猫ブログ アメショー」のページにとびます。
とぶことにより、「圭太とノエル」ブログが、10ポイントGetです。
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(どっちでもポイント入りますのでお好みで..)
子猫ファンのみなさまのために、こちらにも割り振ってみました。
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ヒルズさん主催の猫セミナーに行ってきました。
なかなか興味深い内容だったので、
みなさまにもいくつか紹介させて頂きます。
※写真は昨夜、家に帰ってきてから撮影したものです。
セミナーの内容と関係ありませんが、写真は写真としてお楽しみください。
ひとつめのテーマ「猫の栄養学について」
①猫にタウリン
猫の食事にタウリンは必須だそうです。
それは犬や人間は体内でその前段階の物質から合成できるけど、
猫は合成することが出来ないからだそうです。
もともと猫はねずみを捕獲・食べており、ねずみにはタウリンが豊富に含まれているので、
タウリンを体内で生成する必要がなかったからだそうです。
人間用の栄養ドリンクでは「タウリン1000㎎配合」とか言っていますが、
猫にとっても重要な栄養素なんですね。
②活性酸素のダメージから細胞を守る抗酸化成分
これも人間の健康の話題で出てきますね。
活性酸素を分解するにはベータカロチンとビタミンE&Cが活躍するそうです。
この3つの中ではビタミンEが中心的な役割を果たすそうですが、
サイエンスダイエットプロのビタミンE含有量は、R社さんよりも多いそうです。
これ聞いて、「ああ、ヒルズさんはR社をライバル視しているんだ」って分かりました。
ちなみに我が家は圭太とノエルが小さい頃から両方を使ってます。
これからもお互いの会社が切磋琢磨して、よりよい製品を作ってくれればいいな。
③猫にもDHA??
サイエンスダイエットプロ-キトンが新しくなり、強化された成分のひとつにDHAが
あるそうです。DHAは健康的な脳と優れた学習能力をサポートするそうです。
しかし..わんこならともかく、にゃんこが変に知恵をつけると、それは飼い主を困らせる
方向に使うことが多いと思うんです。
飼い主の目をかいくぐってイタズラをするとか、食べ物をかすめ盗るとか、
記憶力がいいと飼い主の失敗や不利になることをいつまでも覚えているとか...
にゃんこにはあまり知恵をつけさずに、ある意味、おまぬけでもいいかも知れませんよ、
ヒルズさん。。
ふたつめのテーマ「猫の血液型について」
①猫の血液型の種類
A型、B型、AB型の3種類がありますが、人間とはべつものです。
子猫は父猫と母猫から1つずつ遺伝子を受け取りますが、Aの遺伝子が
優性だそうです。
たとえば、父猫からA遺伝子、母猫からB遺伝子を受け継ぐと、A-Bと
なりますが、A-BはA型となります。
人間のAB型はA遺伝子とB遺伝子を1つずつ受け取るのですが、猫は違うんですね
では猫のAB型はというと、AB遺伝子というものがあり、これを持っていることが前提。
AB遺伝子の順位は...A>AB>Bとなります。
なので、A-ABを持っている猫はA型、AB-Bを持っている猫はAB型となります。
というとB型の猫が出来る条件は、B-Bのみということが分かります。
なので、猫のB型というのはかなりレアなケースなんです。
②新生児溶血は怖い..
血液は抗体というものがあります。
人間でもA型の人にB型の血を輸血しちゃダメというのと感覚は一緒です。
猫の場合、B型猫はA型に対して強い抗体があります。
A型猫もB型に対して抗体を持っていますが、それは弱いそうです。
AB型猫はA型、B型、いずれの抗体も持っていないそうです。
なので、A型猫にB型を輸血しても、あまりオススメではないのですが、
死ぬことはありません。AB型猫も大丈夫。
でもB型猫にA型の血を輸血するのは厳禁です。
みなさまのお宅のにゃんこって血液型を調べたこと、ありますか?
私は、そんなこと、今までまったく意識していませんでした。。
さて、昨日のセミナーで紹介してくださったのは、
母猫が子猫を産んだ時の問題です。
初乳には抗体が多く含まれているそうです。
B型の母猫の初乳にはA型物質に対する強力な抗体が含まれています。
なのでB型の母猫の初乳をA型の子猫が飲むと、溶血反応が始まり、
突然死..もっても1週間以内に衰弱死してしまうそうです。
これが新生児溶血です。
B型の母猫からA型の子猫が産まれる確率って高いんです。
父猫がB型ならA型の子猫は産まれませんが、A型の父猫、
それがA-A型なら100%A型、A-Bでも50%A型が産まれます。
3~4匹産まれたら少なくても1匹のA型の子猫がいる確率はかなり高いですね。
従って、B型の♀のにゃんこさんを出産させるのは、かなり気をつける必要があります。
B型の♂をみつけるか、初乳の飲ませず最初の24Hは人間がミルクを飲ませるか..
これは難しいそうです。24Hの間、2時間おきに飲ませるってほぼ徹夜に近いし、
子猫が飲むかどうかも微妙とのこと。
おおお、ノエルがもしB型だったら、やばかった。。
さて猫の血液型の割合は猫種によってかなり差があるそうです。
アメショーはというと、B型の割合が...
なんと..0% とのこと。
偶然の幸運ですが、アメショーは気にすることはないのです。
アメショーがお家にいるみなさま、ご安心ください。
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逆にB型が多いのは、ブリショーで50%くらいだそうです。
でもここまで多いと、B型同士の相手探しもそんなに困難ではないですね。
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アビ、ペルシャ、スコなどは10~25%くらいの割合なので、
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あっ、そういえば人間でも血液型で性格が違うっていうのは信じる・信じないの
レベルですが、猫も科学的に性格への影響は立証されてないそうです。
A型猫とB型猫は相性が悪いとか、AB型猫はどれとも相性がいいとか...
科学者のみなさまは、そんなの調べてみる気にはならないのでしょうね。
以上、2つのテーマの講演がありましたが、しっかりお土産も頂いてきました。
ヒルズさん主催なので、サイエンスダイエットプロを私とかみさんで1つずつ。
今、まさに使っているフードですが、1㎏×2袋をもらって、結構、嬉しい。。
そして「猫の教科書」という本。
定価3800円とちょっと高いですが、色んなことが書いてあり、にゃんこと暮らす上で、
とっても参考になりました。
猫関係のセミナーに出席したのは初めてでしたが、とても勉強になりました。
ヒルズさん、サンフラワーCCさん、どうもありがとうございました。
セミナーが終わったあと、夕食を食べたら、思ったより帰りが遅くなってしまいました。
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着替えも後回しにして、まずはにゃんこのご飯を用意。
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猫のセミナーがあるんですか!?
初めて知りました~~
猫を飼っていても知らない事っていっぱいあるので、勉強になりそうですね。
それに少しでもにゃんこのことがわかると嬉しいですし♪
にゃんこたち、頑張ってお留守番していたんですね。
家に戻ると5にゃんずがお出迎え!
羨ましい光景ですね★
by とらこみに (2009-09-20 22:13)
わーなかなか興味深いセミナーですね。
ネットでいろんな情報を手に入れることが出来るとはいえ、
自分から検索するわけですから、情報が偏るんですよね~
人から総合的に教えてもらえるってありがたーい。
タウリン・・・えぇタウリン。
そのおかげで、さくらは私の焼き魚をかすめ取るのです!!!!
by リヴ (2009-09-21 19:23)
土曜日はお疲れ様でした、少しでも勉強になったと言うかそんな事があるんだと楽しんでもらえたら良かったと思います。
因みに「猫の教科書」あっ君とカノン(裏表紙にも)が親子で載っています、表紙はみーやにとられた(^o^)
これからもまた良かったら参加してみてください。
10/1にセミナーとショーの様子をネットで公開するそうですから
楽しみにしています。
私はその頃一生懸命2にゃんを洗っていましたがお陰様であっ君見事好成績で日曜日GCにあがりました(*^^)v
by カノンママ (2009-09-22 14:27)
★すみません、この記事のコメ返しするの、すっかり忘れていました。。
遅くなってしまってごめんなさい。
とらこみにさん、こんばんわ~
そうなんです、にゃんこのこと、まだまだ知らないことがたくさん、あります。自分で勉強するのは大変だから、こういうセミナーがあると助かります。
リヴさん、こんばんわ~
そうそう、人に教えてもらうのって、よい刺激になります。また周りはたぶん、みんなブリーダーさんだったので、素人の私たちはちょっと緊張感もありました。独特の雰囲気ってやつです。でも、機会があったら、また参加したいと思いました。目指せ、猫博士..とまではいきませんが、猫に関すること、色々と知っておきたいと思います。
さくらちゃん、魚=タウリンで反応するんでしょうかね。それで魚にはDHAも入っていて、さくらちゃん、頭がよくなって、ますますフードバトルはレベルが高くなるのでした...
カノンママさん、こんばんわ~
色々とありがとうございました。とっても面白かったです。お土産も頂いたし。。また機会があれば是非、参加させて頂きたいと思います。
「猫の教科書」の表紙はみーや君でしたか。もしかしてアメショーのページの「クリームタビー」の子もみーや君かなぁ。。でも、エキゾのページ、1ページにでかでかと..そしてウラ表紙に載っているから、すごいですよ。
あっ君、GCですか。おめでとうございます!すっかり立派になった、あっ君、お見合いしてよい子猫をつくるというのも楽しみになってきたのではないでしょうか。
by ニッキー (2009-09-23 22:59)